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平成30年度会計士試験(論文)自己満評価④

今週のお題「平成を振り返る」

こんにちは!

将来はかわいいかわいいメイドがほしいMなりです。

 

会計士試験論文自己満評価ついに最終回となりました👏👏👏

 

 

今後の展望ですが、会計士受験生向けの記事と、会計士に興味を持っている人の記事を中心にブログ更新を進めたいと思います。

 

 

 

 

今回は3日目の「企業法」選択科目の「経営学」について所感を述べます。

 

 

 

 

 

 

 

企業法 

【企業法】試験時間2時間/大問2つ/模試では一番よかった/守りの科目/

 

  論文式企業法についての詳細

 企業法は、大きく分けて①法律の解釈、判例などを事例形式で問う事例問題(論点問題)と、②会社法の制度を条文を参照しつつ述べる、制度説明問題に分かれます。

事例問題はやるだけ偏差点が伸びますが、制度説明問題に関してはどこまで参照すればいいかが判断がわかれるため難しいというのが個人的感想です。

 

企業法は珍しく過去問を眺めた科目であり去年は、様々な種類株式を発行する際の手続きを問うた制度説明問題と、取締役会の招集通知が一部の取締役になされずに、決議が成立したケースのうちその招集通知を受けなかった取締役が取締役会に欠席した場合の決議の効力を問うた事例問題でした。(間違っていたらすみません)

 

制度説明問題である前半が難しく、後半は易しめといえるでしょう。制度説明問題は条文を探すことに慣れていないと難しい一方記述する内容は模範解答を見るとシンプルでした。

対する後半の事例問題は対策していないとほとんど書けませんが典型論点であるためかなり点数差が付きやすいという問題でした。

 

 

 

 

なんか得意科目かつ過去問を見ただけあって今までに比べてやけに饒舌だなとか思っている方もいるでしょうがご了承ください。

 

さて前置きはここまでにして、今年度の企業法について述べます。

 

 

 

  総評

 

 

 

 

率直に言うと初見では全く何を書いていいのかわからず最初10分は問題を眺め重要そうな指示に線を引くだけで終わりました。

 

 

今回は『会社法上最も適切な方法を述べよ』など頭を使わせる問題や、現物出資仮装に関しての役員の責任など、問われている範囲自体は重要論点なのですが、問うてる論点となる部分はいわゆる"典型論点"からはかなり外れている印象を受けました。

 

また難しいと感じた理由の一つに解答欄の行数の割り当てられ方がありました。

 

 

比較的簡単だと感じた1-1,2-1の行数が少なく、かなり難しく感じた2-2に関しては解答欄の行数が30近くありました。

よって試験中は『書きたいことがまだあるのに書ききれない』と、『書けること思いつかないのに無駄に行数余る』のダブルパンチを受けていました。

 

おそらく周りの受験生も自分とおおよそ似た印象を抱いているはずです。現に、隣にいた見知らぬ受験生も最後のほうはかなり焦っていており、それを傍目で見れたので、周りもあせっているんだなあと思い落ち着くことができました。

 

 

 偏差点予想 

 

 

さて成績予想ですが偏差点54~60としておきます。

 

 

 

聞かれている論点を外してはいないため、52は越えただろうという予想、1枚目は比較的書けたのでこのように予想しておきました。企業法に関しては、監査論についで手ごたえと実際の成績が比例しない科目であるため予想はかなり難しいです。。。

 

 

 

 

 

 経営学

 

 

 

 

経営学】受験生の9割が選択/勉強時間は少なめで良い/試験時間2時間だが余るので見直し大事/ファイナンスで守り、経営管理で攻める/配点100

 

  前置き

 

ついに最後の科目になりました。ゼミのバス移動中に何となく始めたブログが今日まで続いているなんて、移動中の自分も考えていなかったでしょう。時間の神ウラノスも度肝を抜かれているでしょう

経営学は大問1経営管理(組織、モチベーションなどに関する理論)大問2財務管理(企業価値評価などのファイナンス計算メイン)に分かれています。好き嫌いが分かれる科目ですが、僕は経営学に感情を抱きませんでした。

 

 

 

 

 

 総評

 

この科目も問題用紙こそ捨てましたが、予備校がだしている解答や予想ボーダーをチラ見したので偏差点予想はかなりしやすかったです。

時間も一時間ほどは余ったので丁寧に見直しを終えた後は、他の選択科目の問題用紙を見ていました。

 

  経営管理

 

まず経営管理について。この科目は範囲が際限ないため、どの予備校でも最低限の暗記を推奨し(とかいいつつ最終的に1000以上覚えた気がする)、その覚えた用語を駆使して最大四行程度の論述をこなすというのが勉強方法です。

 

それにもかかわらず、本番に出てくる用語は多くても7,8個しかも一つの配点がバカ高い……もしかしたら一番恐ろしい科目かもしれませんね。

 

今回の論文試験では用語問題は、条件適合理論以外は正解でき、論述問題は2/4はかなり自信あり、残りは部分点がなんとか拾えるかという結果になりました。

 

追記:ハイマー・キンドルバーガー理論、OLIパラダイム、会社を掛ける文化などくそしょうもない用語を覚えた時間を返してほしい

 

 

 財務管理

 

 

財務管理は管理会計論が得意な人は得意であるという印象です(# ゚Д゚)

 

 

 

小問が4つあったことは覚えています。しかし最初パラパラ問題用紙をめくって気づいたら別の選択科目の問題用紙の問題を見ていました。

試験3日間の疲れと、時間があまる経営学、もうこの黄金コンビがそろっては気を抜いてしまっても仕方がありませんね…

 

 

かなり詳細に見直したのと、苦手な範囲であるデリバティブの問題が基礎的だったためかなりできたと思いたいです。

 

ただ小問2に関しては難しく、一問しか正解できませんでした(# ゚Д゚)

偏差点予想

小問1 1ミス

小問2     5ミス

小問3 多くても2ミス

小問4  1ミス 

 

 

予備校の素点ボーダー予想が52~55くらいで、自分の素点が60後半から70前半であると予想されるため偏差点は56~58としておきます。

 

 

あとがき 

 

次回に全体的な評価をしてしめたいと思います。

 

 

 

 

成績が通知されたらどんな結果であろうとブログに載せてやろうと思います笑

 

 

今までのブログの成績予想と成績通知と比較して、いかに自分の手ごたえと現実の成績が合致しないかを楽しんでもらうのも面白いかもしれませんね。

 

会計士試験をこれから受けようか迷っている人、また勉強中の受験生の息抜きにこのブログが読まれれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

最後まで音読ありがとうございました。

 

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 成績開示

 


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