元公認会計士受験生のブログ(Mなり)

会計士情報半分、雑談半分で再始動します

【新大学生、高卒生向け】会計士試験受験の決心時期

ども。Mなりです。

 

早速ですが私の経験を含め、会計士受験を早めにするべきである根拠を2つ述べます。

 

 

 

 会計士受験を早めにすべき根拠

 

そもそも会計士とは

 

会計士と聞いて、ピンとくる人はいまだに少ないでしょう。

 

現に私も高校生のころは「簿記の延長?スーパー経理?」くらいにしか思っていませんでした。

 

 

実は会計士は、れっきとした国家資格の1つでありあの弁護士や医師と並ぶ三大国家資格にも数えられます。

 

 

具体的な仕事は「会社が作成した財務諸表が適正であるかを監査して意見を述べる」というものです。職業的専門家である会計士のお墨付きが得られると、投資家は安心して会社に出資をすることができ、資本市場において公正な事業活動が行えることで経済が発展します。

 また経済において欠かせない存在であることから会計士資格は、経済界の最高峰の資格とも呼ばれます。

 

 

会計士の業務は、以上の重大性からより大きな責任を伴いますが、責任があるからこそ高額な報酬をもらえます。

 

平均所得は1000万円をこえるという耳よりな情報もあります。

 

もちろん簡単な試験ではありませんが、

勉強方法を間違えず地道に続けていけばだれでも受かる試験とも言えます。

本題

根拠1

さてこの会計士を目指す受験生ですが、近年増加の一途をたどっています。

特に大学生、大学院生の受験者数が増えています。

会計士試験を運営している金融庁によると、合格率は近年10%前後ですが、

20~24才の合格率は16.3%、25~29才の合格率は12%です。(平成29年度時点)

 

 

年齢別の合格率を見ると20代が一番高いことがわかります。

やはり年代が上がるにつれ、合格しなければならないというプレッシャーが大きかったり、働きながらというハンデを背負っていたりと負の要素が大きいからでしょう。

これができるだけ会計士試験を早く受けるべき理由の一つ目、会計士試験の合格者は若い世代の人が多いです。

 

根拠2

 

またこれとは別に、特に新大学生には早めに会計士試験を受けるべき理由があります。

 

それは実際に合格した後に通う必要がある実務補習所と呼ばれる機関に関します。

 

公認会計士になるためには、論文試験に合格した後、3年間実務補修所に通って修了考査に合格する必要があります。実務補習所とはいわゆる勉強機関で、会計士として事業を行う上でより実務に近いことを学ぶ場所です。

 

他国にはほとんどないらしいですね。。

私も正直いらないと思っています。お金もかかりますし。

 

 

そしてその実務補修所でも大学と同じように講義に出席して規定の単位を取らなければならないのですが、そのカリキュラムが最初1年に7割方集中しています。

 

 

 そのため合格してからすぐに入社をする場合しばらくは、働いたその足で補修所に向かい3時間ほどの講義を受けるという生活が続きます。

同時期にうかった年上の同期は早くも辛そうです。

また講義だけでなく考査という2時間のテストや課題研究と呼ばれるレポート作成もあります。考査はたいてい日曜日にやります()。

 

 

しかし大学生のうちに受かり、内定をもらえた場合、卒業までは非常勤で働くことになります。

非常勤での勤務はシフト制なのでものすごく融通が利きますし、正社員ではないので仕事内容も楽で疲れません。

そのため補修所との両立がしやすいです。

 

 

 これが会計士試験の受験をするなら早いうちにすべき理由の2つ目

補修所が邪魔

補修所との両立がしやすいからです。

 最後に

 

 繰り返すようですが会計士試験を受けたいなら早めに受験して受かることをおすすめします。

 

私も大学3年次に受かり就活を早々に終えたので、今は大学の同期が就活にいそしんでいるのを尻目に、自堕落な生活を送ることができています。

 

 

会計士受験について何かわからないことがありましたら是非コメントなりしていただけると嬉しいです。

私個人に関する質問もお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

ではまた