【簿記3級】勘定科目日記① 棚卸資産
こんにちは。
会計士試験合格者Mなりです。
今日から自分のまたは皆さんの簿記の勉強のスパイスとなれるよう、勘定科目を紹介していきます。
簿記を勉強しているとどうしても仕訳や数字の正否に目が行きがちですが、たまには寄り道をしてみるのも面白いかなと思います。
私も今までの勉強の復習がてら手を動かしています。
できるだけ簡素な言葉で説明していきます。
さて第1回は 棚卸資産 について紹介します。
棚卸資産
棚卸資産とは販売目的のために使われる財貨又はサービス全般のことを指します。
棚卸資産と聞いてまず思い浮かぶものは、店頭に並んでいるおもちゃや、家電などだと思います。その認識はもちろん間違っていません。それはいわゆる商品と呼ばれるものです。
この商品と呼ばれるものは、顧客に販売するために使われる財貨、またはサービスそのものです。
ちょっとなじみはないと思いますが、建物や有価証券などそれが販売目的で所有されているものだったら棚卸資産になります。いうなればペットショップの動物だって棚卸資産です。
勘定科目を勉強する上での重要点
ここでまず重要なことは、簿記の勘定科目というものは、見た目ではなく、その属性によって分類されているということです。
(ここ重要)(2回目)
こうすることで、形式的な現物にとらわれず、実態に即した会社の財政状態や経営成績を表すことができます。
棚卸資産に含まれるもの
棚卸資産にはこの商品以外のものも含まれます。
仕掛品
繰り返すようですが棚卸資産とは販売目的のために使われる財貨又はサービス全般
を指します。
つまり(将来)販売するために作られている、作りかけの商品も棚卸資産に該当します。
いわゆる仕掛品です。
短期的な消費財
さらに販売のために短期的に消費される財貨も棚卸資産に含まれます。
ドライバーやボンドなどの消耗品、ボールペンなどの事務用品です。
詳しく知りたい人へ
もっと詳しく知りたい方は
企業会計基準第9号の『棚卸資産の評価に関する会計基準』をご覧ください。
URLを貼っておきます。
https://www.asb.or.jp/jp/wp-content/uploads/tanaoroshi.pdf
ではまた。